interval : 読み解く合格思考憲法【改訂版】発売!
日が空いてしまいました…。
7月2日に『読み解く合格思考憲法 改訂版』が発売されました!
※いまさら感がもう出てしまってます。
ミーハーな補訂者は、近くの本屋さんまで行って、
棚に並んでいるのを見て、テンションが上がっていました。
個人的には、検討すべき課題となるようなネタが切れてしまっているので、
ここからは、intervalとして、本書をこういう風に使うといいよ~っていうことを書きたいと思います。
あくまでも補訂者の個人的な意見です。
少しでも憲法の学習の手助けになればいいなと思います。
まずは、購入してくださった方々、ありがとうございます!
もしよろしければ、感想などをつぶやいていただけると幸いです。
「合格思考」って単語が入っていれば、探し出します!
今回は、改訂において意識した部分を語ろうかな…と思います。
まずは、総論の思考を加筆しました!
初版が発売された頃は、人権各論についてのテキストがほとんどありませんでした。この『読み解く合格思考憲法』はその先駆けとなるテキストだったと思います。その後、各論をベースとした基本書などが出版されてきました。
各論が主流となる中で、後輩指導をしていると、総論的な部分についての理解が抽象的なものにとどまり、各論的な部分を使いこなせていないような印象を抱きました。
そこで、改訂に際して、総論的な思考を補強しました。実は書いてあったんだけど、読み飛ばされがちな部分をはっきりと総論の中に明記することで、より各論を使いやすい形になったと思います!
次に、網羅性です。
書かれていなかった部分や新しい判例などもアップデートしました。最近の司法試験ではよくでる適正手続の話も乗っけています(司法試験の解説の中に書いているので、付箋でも貼ってみるようにするといいと思います!)。
受験時代にほしかった部分としては、人格的生存にとって不可欠ではないものやアファーマティブアクションなどです。もちろん、書き足しました。
私人間効力や選挙権などの部分についても整理し直している部分があります。
最後に、問題の分析です。
自称分析屋としての仕事だと思っています笑。問題文を作成者の立場から見て誘導を改めて探ってみました。やっぱり司法試験や予備試験ってよくできているなぁと感じました。採点実感を読んで、そんなの気づかないよ!っていう人も多いと思いますが、実は誘導があったりします(もちろん、ないときもありますが、基本的にあると思います)。
全体的にはこんなコンセプトで改訂しました。
次回はなにを語ろうかな。。。